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2016年5月11日 (水)

トミージョン手術

P1020468

さて。。。

MLBの日本人トレーナーからのレポートが

最近「スポーツメディスン」(ブックハウスHD社)で

連載されましたが 大変興味深いレポートでした

http://www.bookhousehd.com/msm/booksq000.html

MLBでの肘・内側側副靭帯(UCL)損傷 という題で

MLBで仕事をされている阿部正道さんのレポート

「トミージョン手術からは1年で復帰 球速、パフォーマンス

が向上する」 

といった神話が言われた時期があったそうですが

今ではすでに終わった神話

選手は1年目で肘・体が元の手術前と違うことに気づき

2年目でその現実を受け止め 付き合い方を見つけ出す  

というのが現実だそうです

現実として

1 競技復帰率は75%~80%

2 競技復帰のリハビリ日数は11~18か月

3 復帰後、平均2.9年の競技生命

4 復帰後 86%の投手が肘以外の故障原因で引退

5 復帰後 25%の選手が肩を手術

ここで興味深いのは 復帰後平均2.9年の競技生命

やはり 一度壊してしまうとなかなか元には戻せない

というのが現実なのでしょう

日本との比較もあり 再建手術数は年間1球団あたりの

数では日本もアメリカもさほど変わらない数で年間

0.7~0.8人の割合で手術する選手がいるそうです

そもそも100球の球数制限の根拠も曖昧で

結局のところ現場で管理できる疲労のサインというものが

明確でないというのが実際のようです

当然ながら選手によっての個人差もあり 120球投げら

れる選手もいれば80球の選手もいるし 120球投げ

られる選手でも、疲労が蓄積されていれば80球でダメ

になるかもしれない

今後はこの個別の疲労度をどのように客観視でき管理

出来るようにするかといった部分が課題と

なっているようです

投球フォーム、正しいトレーニング、適正投球数、登板間隔

故障を防ぐポイントも明らかになってきてはいますし

阿部さんのような現場トレーナーは日々分析し色々と

考え努力なさっているようです未だに肘の故障者は

後を絶ちません

商業的な理由などで無理を強いられる状況もあったり

するのがプロの世界ですが 故障を防ぐための

レギュレーション作りなども今後の課題として

挙げられることでしょう

やはり生身の体にメスを入れないに越したことはない

指導者は色々な新しい情報に耳を傾けて 

多くのの選手が長く選手生活を送れるように

指導、管理してあげて欲しいですね

 

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